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2007/06/17

君が気高い孤独なら/佐野元春

水曜日、佐野元春の新作「Coyote」が発売された。
前作「THE SUN」がものすごく密度の濃いアルバムだったので
「えっ?もう新作?」という感じだけど、「THE SUN」の
リリースは2004年の7月だから、よく考えるともう3年経って
いるわけで。

毎回、佐野元春は何か驚かせてくれる。
今回のアルバムでまずびっくりしたのが参加メンバー。
基本は深沼元昭(G)、小松シゲル(Dr)、高桑圭(B)という
新しい3人で、いつものHKB(THE HOBO KING BAND)からは
Dr.kyOnと山本拓夫が数曲参加しているのみ。
今回だけなのか、今後もそうなのか、気になるところ。
そしてアルバムタイトルの「Coyote」。
何故に今、コヨーテ・・・?(笑)
でもジャケットはかなりのインパクト。素敵だ。

アルバム1曲目「星の下 路の上」は勢いのあるシンプルで
タイトなロックンロールで、「THE SUN」の曲とは全然違う。
で、「Coyote」がシンプルなR&Rアルバムなのか、というと
そればかりでもなくて。
音の質感は「THE SUN」と共通する部分もあるような、でも
やっぱり違うような。

3曲目の「君が気高い孤独なら」はちょっと「Young Bloods
を彷彿とさせるような、軽やかで清々とした曲。
初回限定盤付属のDVDに収録されているミュージッククリップも
ピースフルでとてもいい感じ。

メンバーが変わって、当然サウンドもこれまでとは違うけど、
アルバム全体通して何度か聴いているうちに、これもアリかな
と思えてきた。
何より、音楽を楽しみつつ音にこだわり、音楽に真摯に
向き合う姿勢というのが伝わってくる。

しいていえば、これから夏に向かうこの時期とアルバムの
サウンドの相性があまりいいとは思えない。
きっと秋冬だともっとしっくりくるんだろうけどなぁ。
まぁ、その辺を気にしないのも佐野元春らしいところかも。

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